SHIHOさんが教えてくれた「今買うべきもの」とは? あの人の投資名品ストーリー

上手に年齢を重ねて今なお輝いている人には、未来への自分に向けて賢く自己投資をしてきた歴史あり 。いつ、どんな理由で、どんな名品を手に入れたの? 先輩4人から語られる、“贅沢名言”、ぜひ参考に。
初回はモデルのSHIHOさん。数々のカバーモデルを務め、テレビやラジオ、また出版、プロデュース業でも活躍。著書『SELFCARE セルフケア 今すぐ始められる40のアンチエイジング法』(幻冬舎)は、アラサー世代からも絶大な支持が。

20代で背伸びして買ったジュエリーウォッチが今の私のお守りに

この日、ローゲージニットにインディゴデニムで登場したSHIHOさん。ラフなコーディネートにこの上なくフィットしているのが、ダイヤモンドがきらめくカルティエのサントスドゥモワゼル。
「20代後半にパリの本店で購入したメモリアルな時計です。あのころはとにかく仕事に夢中で、モードの最先端の空気を感じに毎年パリコレを訪れていました。カルティエのショップにも足繁く通って、いろんなデザインを試した結果、私の腕にしっくりきたのはサントス。このダイヤモンドセッティングのタイプは、買おうかと決めてからもショーウィンドウを眺めては悩み、意を決してショップの扉を開けたのは半年後。ブレーンなタイプ、スポーティなタイプも持っていますが、なかでもゴージャスなオーラを放つ1本です」

多くのことを経験して、時計に似合う自分になった

ただ20代のSHIHOさんの手元を飾るには少しまぶしすぎて、実際につける機会は多くなかったそう。「ドレスを着るパーティーなど華やかな場所に登場させる程度で、長い間寝かせていた気がします。それがこの数年、カジュアルなシーンでつけると驚くほどなじむ。自分が変わったのか、時代の空気が変わったのか・・・・・・。おそらくその両方で、ようやく気負いなくつけられる年齢になったんですね」
仕事に邁進した 20代、子育てに 夢中になった 30代を経て、今SHIHOさんのなかで人生に対する気持ちが変化しているそう。
「改めて自分の時間を大切にしたい、そして新しい気持ちで仕事に臨みたいという気持ちがムクムク。子育ては自分の内側を見つめる作業だったけれど、今は外へ外へと気持ちが向いているんです。だから夢中で働いていたあのころからちょうど1周回って、今の自分とこの時計のテンションがリンクしているのかも」
ただ、当時と今とで違うのは、守るべき家族があり、軸はそこにあるという安心感。昔のように何でもひたすら吸収するのではなく、必要なものをチョイスできる余裕が生まれている。

「先日、マーク ジェイコブスのショーを観にNYへ行ってきました。ランウェイを眺めながら、自分が内側から潤っていくのを感じたんです。そして、こういう時間を持つことこそが、今の私にとっての贅沢なんだなと。もっとファッションを通じて旬の空気感を知りたいと実感しました」

“もっと学びたい”という欲望が心身ともに外へと向かう原動力になっているというSHIHOさん。そんな彼女を鼓舞するのが、このカルティエの時計。
「あのころの記憶、経験すべてが今の自分を支えてくれる。あまりに贅沢なマイヴィンテージです」

撮影/[モデル]西山和希、[静物]石沢義人 
スタイリング/長澤実香 
ヘア&メイク/平元敬一(NOBLE) 
取材・文/本庄真穂



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