「受け取れるひと」がモテる理由とは? スタイリスト青木貴子がナビ

私たちは毎⽇何かを受け取っています。え? プレゼントなんてもらってないよ〜なんて思ったりするかもしれません。かたちあるもの、ないもの。数多の受け取る作業を、誰しも⽇々⾏っています。光でも、⾔葉でも、受け取れるものはすべてギフト。受け取ることの意味を知っていると、受け取れるものが多く、そして意味深くなっていきます。増えるって、中⾝が濃ゆくなること。魅⼒につながることなんです。

⾃然からのギフト

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朝起きてカーテンを開いて、太陽の光を浴びる。それだけで清々しく思えたり、眩しくてシャキッと⽬が覚めたりしますよね。何気ない当たり前のことのようだけれども、陽の光を受け取るだけで、脳内物質セロトニンが活発に動き始めます。セロトニンはしあわせ物質といわれていて、⼼と体を整えてくれる作⽤があります! 朝起きたらまずカーテンなりブラインドなりを眠い⽬をこすりながら、すぐさまよっこいしょと開けてください。5分浴びるだけでいいそうです(曇りの時の光量でも⼤丈夫)、でも毎⽇浴び続けることが重要。陽の光を受け取るだけで、私たちはしあわせな気持ちになれるんです。これぞ天からのギフト! 休みの⽇でも締め切った暗い部屋でダラダラしていては、晴れ晴れとした綺麗な顔になれないってこと。ここで窓も⼀緒に開けて新鮮な空気を深呼吸。これも毎⽇習慣にしたら余裕のあるひとになれそうです。そして⽬に⾶び込んでくる景⾊に緑を⾒つけ(緑が全然⾒えないという⽅は、ぜひベランダに植⽊を置くなり、部屋にお花を飾るなりしてくださいませ)綺麗ダナとか元気ダナとか⽣気を感じ取ってください。⽣き⽣きパワーが受け取れます!

ひとからのギフト

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まずいちばんは両親から受け取った命。⽣まれてこられたことってここから始まります。命を受け取ったわけですよね。⼀般的に親に感謝しなさいって漠然といわれますが、とてもとても⼤きなギフトをこの時点で受け取っているわけです、感謝。命というのはひと(両親)から受け取る最⼤のギフトだと思います。これは無意識に受け取ったもの。⾔い換えれば意識しなくてもみんな受け取っているものですが、無意識で⼈から受け取れるものには限度があります。これまた逆にいうと、意識していると受け取れるものって格段に増えるのです。
例えば「新しい考え⽅」や「未知の情報」。⽇常的な会話のなかにも、ひとからたくさんのものを毎⽇受け取れます。⾃分の意⾒ばかりを主張して、相⼿の話を聞かないひとがいますが、そういうひとは受け取れるものが少なくなります。当然ですよね? ⾃分の中にない発想や考えを取り⼊れないんですから。⾃分の意⾒とは違っていても、相⼿の考えを受け取ることが出来ると、⾃分の理解⼒や発想⼒が⼀段と広がります。コミュニケーション上⼿のひとは受け取る能⼒の⾼いひとだと思います。受け⼊れてくれる相⼿に、ひとは⼼を開きます。会話が弾めば相⼿は知っているとをたくさん話してくれます。相⼿のことを受け取めようと思うひとは⾃然相⼿から受け取れるものも多くなります。そう、度量の⼤きいひとは、魅⼒的です!

伝承というギフト

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古くからのしきたりや⾵習、⽂化などを受け継ぎ伝えていくのが伝承の意味。この「伝」は“伝える” 「承」は“受ける”とか“受け引く”という意味を持ちます。⽂字通り受け取ったものを伝えるってこと。⻑い年⽉をかけて伝わってきている先⼈の知恵や慣習は、素敵でいいモノやコトだからこそ今に引き継がれています。そんなある意味厳選され⽣き残ってきた素晴らしいものを受け取らない⼿はありません。季節の⾏事なんかも受け継ぎたいもののひとつ。語り継がれた⽂化=時の流れからのギフトを受け取ることで⾒聞が広がり豊かになれます。そしてそれを伝えてゆくことは⽂化伝承・継承に参加できるってこと。古き良きものについて触れていたりさらりと語れるひとは素敵に映ります!

⼤切なのは受け取る姿勢

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さて有形無形の受け取れるもの、書いたものはほんのほんの⼀部ですが、⾒渡せば周囲は受け取れるものだらけ(笑)。⼼や体が豊かになれる種やヒントは⽇々⾝近にたくさんあるのです。⼤事なのはギフトを⾒つける⽬を持つこと、素直であること、そして余裕を持つこと(これがなかなか、笑)。⼈の⾔葉を受け取ってストンと理解(頭じゃなくて⼼でね)することって、素直じゃないとなかなかままならないかも。⾃分を持つことは当然⼤切だけれど、我が強すぎると受け取れるものが少なくなっちゃうから勿体無い! 気をつけましょう。
そしてギフト!と感じたものには⼼から喜ぶこと。たとえば「おつかれさま」という仕事の後の労いの⾔葉も相⼿からのギフト。ただ単に儀礼的に受け取るのではなく「ありがとうございます、お疲れさまでした」と喜んで(さらに笑顔を添えて!)返したら、相⼿だって嬉しくなります(ズキュンと来ちゃう男性もいるハズ)。
様々なことからギフトを⾒つけ出し、喜んで受け取れるひとは間違いなく愛されキャラに。そしてそんなひとには素敵なギフトがさらにどんどん届くようになります!!

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。
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