「アベレージを気にかけるひと」がモテる理由とは? スタイリスト青木貴子がナビ

アベレージ、平均とか平均値。平均って“普通”とか、なんだかとっても平凡なイメージがしますよね。「それを気にするなんてつまらないひと」なんて思ったりしていませんか? いえいえ、常にアベレージをちゃんと把握しているひとはとっても魅力的に見えるんです。なぜアベレージを気にかけるひとが素敵に見えるのでしょう?

普通を知ることは特別を見つけること

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「アベレージだね」って表現は「普通だね」って取れたりします。そして状況と言われ方によってはカチンと来ちゃったり(笑)。平均値=普通と言う図式。そう、たいていのひとは“普通”と言われるのを嫌います。なぜって凡庸に思われるのが嫌だから。唯一無二の個性をわかって欲しいから。では個性や飛び抜けた才能って何を基準に測るものなのでしょう? その基点となるのが“平均”。つまり普通というアベレージを知ることで、突出した何かの価値を知ることや表現することができるんです。逆を言えばアベレージがわかっていなければどのくらい秀でているのかもわからないってことなんです。

常識と良識のおっきな違い

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アベレージといえば、平均的考え方に常識と言うものがあります。 “常識”とは、健全な一般人が共通に待っている(持つべき)普通の知識や思慮分別。一方 “良識”とは物事を正しく判断する能力。優れた見識、物事の善悪の判断を正しく下せる社会的に培われた見識のこと。常識を一定の社会や集団で通用する一般的知識とすると、良識は常識の上をいく理性ある判断能力。常識を知っているのは当たり前(思慮分別としてはアベレージだから)で、やっぱり素敵女子としてわきまえていたいのは良識。常識をちゃんと知っていればこそ、その先の良識を考えることが出来るのです。
物事の判断や社会的振る舞いにおいてもアベレージをきちんと理解する(もちろん常識的な行動をする)ことが大切なんです。当然のことですが、その先にある良識を持ち、常に意識した言動や行動をしているひとは魅力的に見えます!

平均はカテゴリーによって違うもの

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さて平均ですが、当然カテゴリーによってその値は大きく変わって来ます。あなたが輝きたい場所や集団のアベレージを知ることが重要。高いレベルを求められている場所ならそのアベレージも当然高くなります。その中で自分の魅力を開花させるには、そのぶん努力だったり自分を磨く必要が出てきます。でも目標があった方が到達も早いもの。自分の持っている個性や魅力をわかって欲しいと何もせずにいるよりは、基準値を越えていこうとする方が実は楽チン(笑)。

アベレージを超えてゆこう!

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結局のところ、アベレージって平均でしかない。自分らしく生きることに平均値なんて実はどうでもいいことなんだけど、前述したように自分の立ち位置や素敵人生到達度を知るために指標としてアベレージを気にかけると、自分らしさがよりいい形で周りに伝えやすくなるのです。自分がどこまでイケてて、どうダメなのかが如実にわかるってこと。だからアベレージを気にかけるひとは実は自分を開放するのが上手。しなやかで縛られていない自由な感じがする。
アベレージを気にかける必要性はあるけれど、そこに合わせる必要はありません。より深く自分の魅力に気が付けるひとつの指針なんです。アベレージを超えた先、さてさてあなたなどんな魅力を放っていくのでしょう?

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。ファッションに関するインスタグラム(@takako_aoki_stylist)を開始。ぜひフォローを!
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