女性が憧れるファッションアイコン、YOUさんが愛する服とは?

「センスがいい」と言われる人は、いったい何が違うの?  その秘密を探るべく、おしゃれ賢人にアプローチ!  すぐに使える着こなしテクニックから独自のファッション哲学まで、MYルールを公開してくれました。

アラサー世代に“おしゃれと思う女性は誰ですか?”という問いを投げかけると、必ずといっていいほど名前が挙がるYOUさん。そんな彼女は、どこにいても誰といてもどこか自由。それで いて、どんな状況にもなじむバランス感覚があるのです。ファッションも同じく、何を着てもYOUさんらしい唯一無二の着こなしに。このセンスは 一体どこから? 「着たいものが着たい。そのわがままを貫いてきた」と語る彼女から、着こなしのセンスを学びます。

自分の好きな服を自由な気分で着こなしたい

「皆さんご存じのとおり、わりと何んでも着るんです。メゾンブランドも着るし、ヴィンテージも着るし、もちろんザラだって大好き」

実はYOUさん、仕事の服はすべて自前である。スタイリストが集めた衣装に袖を通す人が多い世界で、このスタイルはかなり稀有。

「よく驚かれるんですけどね、理由は明快。自分が着たい服を着たいから。そうじゃないとつらくなっちゃう。すごくわがままなんです」

そこで服を選ぶときのポイントを聞くと、その視点が実にユニーク。

「生地。まず生地を見ます。もちろんデザインも見ますよ。でもね、生地はなくなってしまうから。ブランドが今シーズンのためにオリジナルで用意しているわけで、次のシーズンにその生地はない。だから買っておくんです。服を買っているけど、生地を買っている感覚もあるのかも。『このピンクすごくきれい!』とか、『このプリントなんだかグッとくる』なんて感じたら、もう即決です」

“着たい”という気持ちに加えて、“買っておく”という頭が働くのは、もはやスタイリスト目線でもある。

「極端なことを言うと、ワンピースを買っておけばトップスとスカートにできる、とイメージすることも。私の場合、どんどん服に手を入れていきます。トップスの形もパンツのシルエットや丈感も、自分が好きな型がわかっているから迷わずお直しに出す。これは昔から。やっぱりわがままですね」

今日着ているニットジャージーにも、YOUさんならではの妙技が加わっているのがわかるだろうか。ヒジの内側に少しだけ切り込みを入れ、ミドルスリーブに仕立てているのだ。

「暑がりなんですよ。こうしたほうが心地よくいられるから少しだけ切った。ただそれだけです」

意志あるファッションをリスペクトします

スタイリストの洗練された着こなしに目を奪われることも、後輩の斬新なスタイリングに刺激を受けることもある。ただ特定の誰かを目指したことは今まで一度もない。

「インスピレーションを受けるのは、昔のCDジャケットなどのアートワーク。ロックでもクラシックでもよくて、要はカルチャーを感じるものに惹かれるんですよね。それで手に入れたのが、ステラ マッカートニーのライオンプリントのニットや、シャネルのヴィンテージのプルオーバー、ロエベの風合いのいいトップスなど。感性に訴えてくるものがあると、無条件で反応してしまいます

いつまでも私たちの憧れの存在、YOUさん。枠に囚われず、自由にファッションを楽しむマインドはどこまでもカッコいい。

トップス、パンツ、スニーカーアクセサリー/すべて本人私物

撮影/中島充喜

GINGER編集部ファッション班
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