敏腕スタイリスト、長澤実香さんのおしゃれセンスに迫る!

「センスがいい」と言われる人はいったい何が違うのか?その秘密を探るべく、おしゃれ賢者たちに、ファッションのMYルールをインタビュー!
今回は、エッジの利いたスタイリングに定評のある人気スタイリスト、長澤実香さんの研ぎ澄まされた感性にフィーチャー。数々のモデルや女優陣から指名の絶えない、圧倒的なおしゃれセンスの源とは!?

この先もずっと愛せる真摯な服選び

作り手の丁寧な仕事ぶりやクラフツマンシップをリスペクトしている長澤さんの私物は、数年前のものと思えないぐらいきれいにお手入れされています。
「10年後、20年後の自分が着ているところを想像してみるんです。とことん愛せる服を自分の軸にして、どこまで振り幅を出せるか、というのが自分なりのテーマです」
そう語る長澤さんも、20代のころはたくさんのトライ&エラーを繰り返して
きたのだそう。
「その経験は今でも役に立っています。大切な服を最高のバランスで着るために、ジャストな気分に合わせて、着慣れたトップスでもリップで雰囲気を変えたり、髪の分け目で抜けを出したり。〝こういう服は絶対に似合わない〞と決め付けないで、自分と向き合いながらスタイリングします」

① スクエアなフォルムがお気に入りのボッテガ・ヴェネタのチェーンバッグ。② グッチのジャケットはクラシカルな雰囲気。③「 意外と合わせるものを選ばない」のが7~8年前に購入したドリス・ヴァンノッテンのコート。④ よく黒を着ていた約10年前に出合ったジバンシィのレーストップスは、ベージュの色みが肌に合って。⑤ リックオウエンスのジャケットは、こちらも10年ぐらい前に購入。「合わせるボトムスのボリューム感はかなり変わったけれど、今でもスタメンです」⑥ シャープなポインテッドトウと海のような深いブルースエードに惹かれた、ロジェ・ヴィヴィエ。⑦「 靴からコーディネートしたくなる」フェンディのブーツ。⑧「 これ一足で大好きな配色が詰まってる!」マノロ・ブラニクのセパレートパンプス。

「シックトーンの配色がドンピシャなこのパンプスに出合ったのは2年ほど前。今でも履くたびに、色合わせのインスピレーションをもらいます。混雑してい
たショップの中で誰も手に取っていなかったのは、私に出合うためだったのかも(笑)」

スタイリングの意外なインスピレーション源

「日頃眺める写真集や絵本は、私にとってスタイリングの大切な源。これはシルクスクリーンで作られたインド発の絵本。子供用ですが、大切なイメージソースになっています」

写真集を見ながら女性の骨格研究をすることもあるそう。

いわゆる世間一般のベーシックと長澤さんの語るベーシックは違います。けれど、手に入れたその瞬間から大切に育ててきたワードローブそのものが、長澤さんのセンスの良さを象徴しているといえるのです。

撮影/[静物]小林美菜子

GINGER編集部ファッション班
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