ひと足先にチェック! スタイリスト発、雰囲気美人になれる2019秋冬トレンド

梅雨に入りちょっと梅雨寒の日が続いています。そんなわけで夏物ですらピンとこない今日この頃ですが(笑)、今回は気も早く来秋冬のファッションから素敵に見えるトレンドをピックアップしてご紹介します。

ひとは見た目が9割なんて言う説も! 見た目に関わる情報として、雰囲気そのものを作り出す服というものはとっても大きなファクターです。自分を感度良く素敵に見せてくれる装いをするには、必要なトレンドを厳選して知っておく必要があります。 

クラシックの新しい着こなしを見つけよう!

来季の大きな流れとして注目しておきたいのが“今どきクラシック”。
「今らしい」と「クラシック(古典的)」ってなんだか相反する言葉のようですが、「進化したクラシック風味」とでもいったほうがわかりやすいですね。柄でいうとチェックやストライプ、素材はツイードといったトラディショナルなものがベースにありながら、そこにちょっとしたひねりが効かせてあるのが今年の秋冬流。

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たとえばチェックを例に取ると、柄行きが大きかったり、色配が個性的だったり、チュールや箔素材にプリントしてあったりと、これまでのお行儀の良い決まりきったチェックとはひと味もふた味も変わったものが多く登場します。
またツイードなどの素材もラメ混だったり、スパンコールが施されていたりと、ちょっと華やかに。

アイテムとしてはプリーツスカートやボックススカートといったクラシカルなものが結構多いのですが、こちらも変形ヘムだったりアシンメトリーだったりと、定番とはちょこっと違うシルエットが多く、とっても新鮮。
メゾンのショーでもチェックのツイードスカートにTシャツを合わせていたりしてとっても可愛い。こりゃ、クラシックを新鮮に着こなすのがテーマだな!と思った次第です。

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今どきクラシックに欠かせない小物がハンドルバッグと、レディなショルダーバッグ。バッグはここのところどんどんクラシック感が強まる傾向にあります。
靴で目新しいのがロングブーツの復活! 最近とんとお目見えしていませんでしたが、この秋冬はロングブーツがトレンドイン。個人的に気になったのはおしゃれ度が増したマニッシュ靴とメダリオンヒール。
小物はスタイルを決定付ける大切な要素だからぜひとも抜かりなくトレンドっぽいものを抑えてくださいね。

感度良く見せるアイテムと注目カラー

ほかに進化系として気になったのは、ここ数年人気のフェアアイル柄やノルディック柄、アランニットやフィッシャーマンセーター。こちらも柄行きや色味、形がぐっと大人っぽくなったものが増え、洗練度が上がりました。

着こなしとしてはカジュアルに着るのではなく、キレイめにまとめるのがポイント。カジュアルに着こなしていたらトレンドアウトに見えちゃいますのでご用心を。

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ほかに抑えておきたいのはビッグシルエットのジャケット。肩パッドの入ったパワーショルダー系もありましたが、モード過ぎても雰囲気美人からは離れてしまいそうなので(そちらは本気格好いい!になりますので)、ほどほどな肩のものがおススメです。身体がジャケットの中で軽く泳ぐくらいだと華奢さを演出出来る利点もあります(たぶん、笑)。

色味ではスカーレットレッド、グリーンブルー、イエロー、ピンクなどが目につきました。綺麗な色をポンと入れるとスタイリングがパッと華やぎます、気持ちも上がるし。色味のアイテムは夏のセールとかで手に入れておくのもひとつの手。素材を選べば通年着られる服も結構セールにかかります。色物は実は残っている可能性が高く狙い目です!

トレンドを取り入れているひとを見ると「あ、感度良いんだな」と感じるし、「いろいろなことに気を配っているんだな」と素敵に思います。トレンドを適度に取り入れることは美人のたしなみと言えるのではないでしょうか。

そろそろプレフォールのアイテムもちらほらと店頭に並び始めます。気の早いトレンド指南、雰囲気美人になれるお買い物のお役に立てれば幸いです!

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。
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