そのくちびるに似合うネイルとは? 木部明美の「おとなメイク」実験室〈キベラボ〉

気分によってカラーを選べて、簡単に印象チェンジが叶うパーツといえばリップやネイル。でもその色を決めるとき、組み合わせのよしあしについて考えたことはありますか? もちろんメイクに正解or不正解はありませんが、まったく合わない色同士を無計画に選んでしまうのは考えもの。ふと手元を顔に近づけたとき、ちぐはぐな印象になってしまっているかもしれません。そこで今回の連載「キベラボ」は、ネイルとリップのバランスについてフィーチャー。好きな色を塗るだけのメイクから卒業して、抜かりなく計算された美しさを目指しましょう!

撮影/勝吉祐介(PEACE MONKEY)
読者モデル/小澤名代
取材・文/GINGERweb編集部

①艶やかボルドーリップに合わせるネイルは?

今回試すのは、2パターンのリップ×ネイルの組み合わせ。まずは、女っぽさ満点のボルドーリップから。

(左から)
ベースコート(クイックドライベースコート/レブロン)
ネイルカラー(ネールポリッシュ R # 3652/ナーズ)
リップ(モイスチャー リッチ リップスティック # 0957/スック)

ボルドーリップは、指でトントンとラフに乗せて。厚塗りするとのっぺりと野暮ったく見えてしまいがちなので、今回はあえてムラを残すことで、こなれた色っぽさを漂わせています。

艶やかで女っぽいボルドーリップのときは、手元はシンプルに、上品に仕上げるとバランスがいいですよ。今回は、ヌーディーなピンクベージュをワントーンで塗っていきます」

まずはベースコートから。
「ベースコートは必ず塗りましょう。表面が整うことでカラーをムラなく塗れて、色素沈着も防いでくれます

ベースが乾いたら、カラーを塗っていきます。キレイに塗るコツは、あまり時間をかけずにすばやく伸ばしていくこと。まず爪の中央にすっと伸ばしたら、

乾きはじめる前に右、左と、すき間を埋めるように伸ばしていきます。
「この3回で塗り終えるのがベスト。何度も筆を動かすと、ムラの原因になってしまうので、思い切りよく、少ない回数で伸ばしてください」

これでネイルも完成。
「ベージュのネイルといってもさまざま。最近ではマットな質感のものもトレンド感があって素敵ですが……どちらかといえばツヤのあるタイプのほうが指がキレイに見えるので、おすすめです」

艶やかリップ×上品ヌーディーネイルの組み合わせが完成。色っぽいのに、きちんと清潔感もある、絶妙なバランスに仕上がりました。

ヌーディーベージュのリップに合わせるネイルは?

次のリップは、トレンド感抜群のヌーディーカラー。

(左から)
ベースコート(トップ&ベースコート/インテグレート)
ネイルカラー(GINGER12月号付録)
トップコート(ル ジェル コート/シャネル)
リップ(ルージュ ディオール リキッド/パルファン・クリスチャン・ディオール)


「しっとり柔らかなテクスチャーのベージュリップは、たっぷりとオーバーサイズ気味に塗ってモードっぽく。カッコいいイメージになるので、フレンチネイルでほんのり可愛さを演出してバランスを取りましょう」

まずは透明なベースコートを塗っていきます。
「この上からベージュなどのカラーネイルを塗ってもいいのですが、今回は透明のまま、爪先だけにフレンチを施していきます。ベースが透明なほうが、その人の自然な血色が感じられて、指がキレイに見えるんです」

濃いめのボルドーを爪先だけに乗せていきます。右から左へ、左から右へと細く描き、

真ん中でつなげます。
「爪の白い部分が見えていてもOK。フレンチネイルにはさまざまなアレンジがありますが、細いほうが大人っぽく見えますよ」。

はみ出た部分を綿棒でぬぐい、

全体にトップコートを重ねたら完成!

ヌーディーなリップと、繊細なのに存在感のあるフレンチネイルがグッドバランス。媚びない大人の可愛さが光ります。

こうして改めて考えてみると、リップとネイルの組み合わせ次第で印象は大きく変わることがわかりますよね! これからは、好きな色を気ままに塗るだけではなく、全体のバランスを考えて、服をコーディネートするような感覚で、メイクとネイルを楽しんでみてください。

木部明美(PEACE MONKEY)/ヘア&メイクアップアーティスト
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木部明美(PEACE MONKEY)/ヘア&メイクアップアーティスト
GINGERの表紙やファッション、ビューティページをはじめ、数々の女性誌で活躍し、女優やモデルたちからの信頼も絶大。著書『きべっちのトキメイク』も好評発売中!
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