美意識の高い女性たちが今、こだわるデリケートゾーンケアとは? ~おしも美容~

年齢とともに女性ホルモンの低下で、お肌だけでなく、腟や外陰部もふっくら感を失い、痩せてきます。そのために起こる症状は、さまざま。外陰部や腟にかゆみがあって、ヒリヒリ感などの乾燥を感じたり、においなどの不快症状を感じることはありませんか? 女性ホルモンのバランスが崩れているのかもしれません。性交痛や尿もれにも関係しています。特に、乾燥によるかゆみが気になる季節です。デリケートゾーンのセルフケア法をご紹介します。

エストロゲンが低下すると腟や外陰部が乾くわけ

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エストロゲンの低下と老化により、
①血流が低下し、腟内のコラーゲンを作る細胞と、分泌液が減少(乾燥、かゆみの原因)します。
②腟粘膜が薄くなって扁平化し、外傷を受けやすくなります(腫れ、灼熱感、性交痛の原因)。
③腟内の酸性を保つ、乳酸桿菌が減少し、雑菌が増加(臭い、かゆみの原因)します。
④尿道周囲の筋力とコラーゲンも低下(尿もれの原因)します。

デリケートゾーンに、乾燥、かゆみ、腫れ、灼熱感、性交痛、におい、いつもと違うおりものなどがある場合には、婦人科で、ほかに病気がないことを確認することも大事です。
クラミジア、トリコモナス、ヘルペスなどの性感染症(STI)の可能性もないとはいえません。また、婦人科を受診したらいい機会ですので、婦人科検診で、子宮頸がん検診や経腟超音波検査も一緒に行うといいでしょう。

骨盤底筋群を締め、腟を引き込む練習はおしも美容に大切

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アラサー世代から、骨盤底筋トレーニングを行うことは有効です。
若いとき、スポーツをしていたかどうかより、骨盤底筋トレーニングを習慣にできるかが腟のためには重要です。腟の引き締めを意識して生活しましょう。

骨盤底筋トレーニングは、腟の老化予防、おしも周りの不調改善に有効です。腟を内側に引き込むことをゆっくり繰り返すことがトレーニングになります。お風呂で手を腟に当てて締まりを確認してみるのもいいでしょう。また、締めつける下着をつけないようにすることも大事。

外陰部や腟の乾燥が気になったら

お手入れは、デリケートゾーン専用ソープで優しく洗うようにします。
デリケートゾーンの粘膜は、雑菌の繁殖を防ぐため、本来は酸性度が高く保たれています。外陰部周辺でPH5.3程度です。
けれども、日常生活を送っていると、デリケートゾーンのPH値(中性がPH7です)はアルカリ性(PH7以上)に近づき、雑菌が繁殖しやすくなります。

そのため、弱酸性のケアをすることで、肌に負担なくデリケートゾーンの環境を整えることができます。
一般的なボディソープはPH6程度。これで洗うと、外陰部周辺の本来のPH値、およそPH5.3より高くなってしまいます。

ストレスフルな世代の女性にとって、デリケートゾーンの乾燥は決してめずらしいことではありません。デリケートゾーンのケアを考えるなら、デリケートゾーンのPH値に合わせた洗浄剤やローションを使うといいのです。

サラサラとした自然なテクスチャーで、デリケートゾーンのPHバランスを整えながら、乾燥や痛みから皮膚を守ります。イギリスでオーガニック認証を受け、クリニックでも使われている、潤滑ローション。
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デリケートゾーンの乾燥を防ぎ、PHバランスを整えます。無臭で全くべとつかないジェルは、乾燥によるかゆみや痛みケアに。オーガニック認定のアマ種子やアロエベラで繊細な皮膚をしっかり保湿。
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文/増田美加


増田美加/女性医療ジャーナリスト
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増田美加/女性医療ジャーナリスト
NPO法人日本医学ジャーナリスト協会会員。本誌「30歳美容委員会・女性ホルモン整え塾」でもお馴染み。エビデンスに基づいた健康情報、予防医療の視点から女性のヘルスケア、エイジングケアの執筆、講演を行う。乳がんサバイバーでもあり、さまざまながん啓発活動を展開。著書は『女性ホルモンパワー』(だいわ文庫)ほか多数。NPO法人「みんなの漢方R」理事長、NPO法人「乳がん画像診断ネットワーク(BCIN)」副理事、NPO法人「女性医療ネットワーク」理事、CNJ認定「乳がん体験者コーデイネーター」ほかを務める。
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