最旬ウェットヘアで秋スタイルを完成 木部明美の「おとなメイク」実験室〈キベラボ〉

ヘアスタイルは全身のバランスを大きく左右するもの。コーデの一部として、どうアレンジするかにこだわってこそ、真のおしゃれが実現します。 そこで今回は、人気ヘア&メイクアップアーティストの木部明美さんに、秋のコーデをワンランクアップさせてくれる、トレンド感満点のヘアアレンジを教えていただきました!

撮影/勝吉祐介(PEACE MONKEY)
読者モデル/広崎智里
取材・文/GINGERweb編集部

ウェットヘアにトライ! 必要なアイテムは・・・

使用するアイテムはこちら。
1.オイル(オーラボタニカ エッセンシャル/ケラスターゼ)
2.ウェットヘアワックス(ヘアワックス/ジョンマスターオーガニック)
3.ヘアゴム、アメピン

<ベース作り>ランダム巻きでゆるウェーブに

まずは26mmのカールアイロンでランダムに巻いていきます。
「後でほぐすので、ざっくりとラフな巻き方でOK。丁寧に巻きすぎると、コンサバな印象になってしまうので、気をつけて」

「根元から毛先まで同じ方向に巻くのではなく、上半分はフォワード巻き、下半分はリバース巻きなど、変化をつけます。そうすることで、“カール”ではなく自然でラフな“ウェーブ”に」

巻き終えた毛束は、毛先のみに再度アイロンをあてて外側にハネさせます。
「毛先が内側に丸まっていると、コンサバで甘い印象に。外側にハネさせることが、こなれた雰囲気に仕上げるコツです」

巻き終えたら、軽めのオイルを髪全体につけていきます。
「手のひらにオイルを伸ばし、手ぐしでとかすように。今回はウェットな質感を出すために、いつもよりもしっかりと、根元からつけて大丈夫です」

次に使うのは、ウェットヘアワックス。
「ワックスを使うことで、髪に動きをだしつつ、それをホールドするようなイメージです。前髪は少しずつつまむようにして、毛束をつくっていきます」

髪の中間~毛先にかけては、くしゅくしゅと髪同士をすり合わせながら、もみこむように。髪全体に動きが出たら、完成!

ウェットヘアにはそれだけでも存在感があるので、どちらかのサイドの髪を耳にかけるだけでもドラマティックなニュアンスが生まれます。

<アレンジ1>ひとつ結び

次は先ほどのゆるウェーブヘアをベースに、アレンジを加えていきます。
「髪を後ろに集めながら、サイドの後れ毛を引き出し、トップの髪を持ち上げます」

「一度しばってから、毛束を両手できゅっと締め上げれば、トップの髪が自然に持ちあがりますよ」

ゴムを隠すように毛束を巻きつけ、ピンで留めます。
「毛先をピンではさみ、結び目の下に隠すように差し込めば、完成!」

シンプルながら、サイドに残した後れ毛でこなれた印象に。大人っぽくすっきりとしたムードに仕上がりました。

<アレンジ2>ゆる団子

次はお団子にトライ。あご~耳にかけてのラインの延長線上の位置に、髪を束ねてお団子を作ります。

ここで、ピンを使わずにお団子を完成させる、木部さんオリジナルの通称「キベ団子」メソッドが登場。
「お団子の根元のゴムを持ち上げて、そこに毛先を通して留めます。そのまま毛先をキュッと下向きに引っ張れば、毛束がお団子の根元に巻きついて、固定されるんです。ピンを使うよりも、ゆるさがでるし、カンタンですよ」

仕上げに、前髪の量を調整し、トレンドの「透けバング」に。
「前髪の上半分を持ち上げてねじり、頭頂部で留めます。留める毛束の先をアメピンで挟んだら、毛流れに逆らうように毛束の下に差し込んで、ピンを隠します」

たったこれだけの簡単なステップで、ボリューミーなお団子の完成! あえてささっとラフに仕上げることが、頑張り過ぎない、大人アレンジのポイントです。

定番のひとつ結びもお団子も、ウェットな質感が加わることで今っぽく洗練された雰囲気に仕上がりました。
まだまだ続く暑い時期に、首元をすっきりさせてくれるアレンジは不可欠。ぜひキベ流“ウェットヘア”にチャレンジしてくださいね。

木部明美(PEACE MONKEY)/ヘア&メイクアップアーティスト
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木部明美(PEACE MONKEY)/ヘア&メイクアップアーティスト
GINGERの表紙やファッション、ビューティページをはじめ、数々の女性誌で活躍し、女優やモデルたちからの信頼も絶大。著書『きべっちのトキメイク』も好評発売中!
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