崩れにくいベースメイクをマスターせよ♡ 木部明美の「おとなメイク」実験室〈キベラボ〉

毎朝のメイクを思い出してみてください。ついつい20代前半のころと変わらないやり方で、なんとなく済ませてしまっていませんか? 残念ながら、そのままではアラサー世代になったあなたの真の美しさを引き出すことはできません。大人には大人の、メイクのセオリーがあるのです。
そこでこれからSpark GINGERで、数々の女性誌で活躍中の人気ヘア&メイクアップアーティスト木部明美さんに、大人メイクのセオリーを徹底レクチャーしていただくことに!
 第1回目のテーマは、汗にも皮脂にも負けない「崩れにくい肌」の作り方。これをマスターすれば、夏のあなたはもっとキレイに輝けるはず!

撮影/白木努(PEACE MONKEY)
モデル/梶谷友里(GINGERエージェンシー)
取材・文/GINGERweb編集部

今回使うコスメは・・・?

今回使用するコスメはこちら! 特別なものは使っていないので、まずは手持ちのアイテムに置き換えて準備すればOKです。

(左から順に)
<1> 化粧水
<2> クリーム(もしくは乳液)
<3> 下地
<4> マットタイプの下地
<5> コンシーラーベース
<6> リキットファンデーション
<7> コンシーラー
<8> ルースパウダー
<9> パウダーファンデーション

それではさっそく「崩れない肌」を作る10のステップを教えていただきましょう!

<1>崩れ防止には、基本のスキンケアも大事!

木部さんの「崩れないメイク」は、スキンケアの段階から始まります。
「化粧崩れを防ぐためには、スキンケアがとっても重要。まずはコットンに化粧水をつけ、肌にじっくりと浸透させていくイメージでパッティングしてください。軽く叩いて刺激を与えることで、毛穴を引き締める効果もあるんですよ」

<2>乳液やクリームは、手のひら全体で馴染ませる

次に、乳液もしくはクリームで保湿。この際、肌に直に乗せず、手のひらでいったん伸ばしてからつけていくことがポイント。肌に押し込むように、じっくりと馴染ませていきます。
「肌がつるつるしている状態ではまだダメ。もちっとした触り心地になるまで、じっくりと浸透させてください」
浸透しきれていない乳液やクリームが残っていると、ファンデが浮く原因となるので要注意。つけすぎてしまった場合はティッシュオフするか、浸透するまで1~2分待つとよいそうです。

<3>下地も手のひらで、マッサージをするように

ここで化粧下地をつけていきます。こちらも先ほどのクリームと同じように、まずは手のひらで伸ばしてから
「ムラなくつけることがポイントです。マッサージをするように、ゆっくりと、手のひら全体を使って伸ばしていきます」

<4>マットタイプの下地を部分的使い

下地は1種類でもOKですが、今回はここで夏ならではのひと手間を。マットに仕上がるタイプの下地を、毛穴が開きやすいTゾーン(額と鼻筋)とOゾーン(目の周り、口の周り)に、ポイントでつけていきます。
下から上に向かって塗ると、よりしっかりと毛穴が埋まります。これを塗ると毛穴が埋まってしまうので、スキンケア~下地を肌にしっかり浸透させた後、ファンデの直前に使いましょう」

<5>クマが気になる人は「コンシーラーベース」でカバー

通常のコンシーラーよりも柔らかいテクスチャーの「コンシーラーベース」で、クマなど気になるところだけをカバーしていきます。
「これは気になる部分がある人だけでOK。コンシーラーは、朝に塗ると夕方ぐらいには変色してくすんで見えてしまうことがあるんです。だから、こういったゆるめのタイプをごく薄く伸ばす程度で十分。ちなみにヴィセの『コンシーリング ベース』はすごくおすすめ! UVカットの機能もあるし、柔らかくて使いやすいんです」

<6>リキッドファンデをスポンジで

ここでいよいよファンデーションをつけていきます。まずはリキッドファンデ。手でつけるとムラになりやすいので、スポンジを使うことを基本と考えて。
スポンジは薄づきにできて、余計な皮脂もとってくれるので、一石二鳥。薄いタイプよりも、立体感のあるものが使いやすいですね」

塗る順番にもポイントがあるそうです。
「ファンデを多めに乗せてもいい場所は頬だけ。そこでまず頬からつけて、それをだんだんアウトラインに広げるように伸ばしていきます。Tゾーンは最後に、スポンジに余ったものを伸ばす程度でOKです」
特に厚塗りに注意したいのは、鼻の下。ここにしっかりファンデがついていると、それだけで厚化粧に見えてしまうのだとか!

<7>気になるところだけにコンシーラーを

小鼻の赤みなどが気になる人は、ここで固めのコンシーラーをオン。
「指でトントンと叩き込むように置いていきます。先ほど目の周りには柔らかいタイプを使いましたが、小鼻には固いタイプのほうがGOODです」

<8>目の周りにルースパウダーで透明感をプラス

目の周りとTゾーンに、ブラシで軽くルースパウダーを乗せていきます。
「こうすることで、ほんのりと透明感が出て、毛穴も隠れます。今回使っているメイクアップフォーエバーのHDパウダーは、特に粒子が細かくて、崩れないので超優秀」

<9>パウダーファンデをブラシで!

普段はリキッドファンデだけでもOKですが、今回は崩れ防止のためにパウダーファンデを重ねづけ額や頬に、ブラシで乗せていきます。このひと手間で、ファンデを重ねたところとそうでないところでグラデーションになり、肌を立体的に見せる効果もあるのだとか。
「スポンジだとべたーっとついてしまうので、ブラシを使ってください。ほんのりつくので崩れないし、より自然な仕上がりになりますよ」

<10>手のひらで顔全体をプッシュ

最後に、浮いてるパウダーを肌に密着させるように、顔全体を手のひらでプッシュ
「崩れを防ぐためには、このひと手間がとっても大切!」

完成!

これでフィニッシュ。マットすぎず、ナチュラルすぎず、ほんのりとツヤのある肌に仕上がりました。

いかがでしたか? 自己流の手抜きメイクはそろそろ卒業して、あなたの美しさを最大限に引き出してくれる木部メソッドを参考に大人メイクを習慣にしてくださいね。
次回は、「汗をかいても消えない眉」の作り方を教えていただきます!

木部明美(PEACE MONKEY)/ヘア&メイクアップアーティスト
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木部明美(PEACE MONKEY)/ヘア&メイクアップアーティスト
GINGERの表紙やファッション、ビューティページをはじめ、数々の女性誌で活躍し、女優やモデルたちからの信頼も絶大。著書『きべっちのトキメイク』も好評発売中!
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