インスタ映えするガレットは、実は若返り成分たっぷりの美容食!? その理由とは?

”そば粉”は和のイメージがあるかと思いますが、例えばフランスのブルターニュ地方は、日常的にそばを食べるそば王国だったりすことをご存知でしょうか? 今やブルターニュ地方だけでなく、世界的なアスリートも食生活に取り入れるほど、健康に敏感な人に支持される健康食なのです。でも、ざるそばをすするっていうのもなぁ…なんて思ったあなた! 今や、そばはインスタ映えしちゃう”ガレット”でお洒落にいただくもの。爽やかな初夏のブランチに、いかがでしょう。

ブルターニュ地方の素朴な伝統料理“ガレット”は、塩味の主食

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フランス西部のブルターニュ地方では、カフェの数よりも多い“クレープリー”と呼ばれるクレープ専門店で、親しい人とおしゃべりをしながらガレットをいただきます。このそば粉を使った”ガレット”は、卵、ハム、チーズ、ベーコン、きのこ、野菜などをたっぷり使い、香ばしく焼き上げたものです。「ガレット=そば粉=塩味」「クレープ=小麦粉=甘味」と使い分けられています。

女性は見逃せない、若返りの”妙薬”そば粉

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なんとなくオジサンぽい食べ物だと思われがちなそばですが、実は女性にとって嬉しい効果が。そのひとつ目は、「血管の若返り」です。冷え性、肌の荒れ、脂肪太り、これらは血管の老化を引き起こします。そばには”ルチン”と呼ばれるポリフェノールの一種が含まれていて、血管を柔らかくして、血流を改善してくれる効果が。その強い抗酸化=若返り成分は、欧米でサプリにも活用されているほど。また、代謝アップに欠かせないビタミンB群もぎっしり詰まったダイエット食材でもあるのです。

”ガレット”には”シードル”がお約束。そのもうひとつのワケとは?

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ブルターニュ地方では、ガレットのお供はりんごのお酒、シードル。微発泡で爽やかなお酒とガレットは、理屈抜きにハッピーなベストマッチ! しかも、ただ美味しいだけではないのです。そば粉の若返り成分”ルチン”と”鉄分”は、シードルのりんごのビタミンCと合わさることで、吸収率がアップ! さらにそば粉のビタミンB群は、アルコールを分解する際に生じる疲労から肝臓を守ります。この「若々しく健康でいられる」という効果も、そばが伝統食として愛されてきた理由のひとつなのかもしれませんね。

日本でも、二日酔い予防には”そば湯”

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日本でも古くから、お酒は「そば前」といわれていたように、お酒とそばは切っても切れない関係にあります。ビタミンBは水に溶けやすいので、日本そばを食べるときは、その栄養素がたっぷり溶け出した”そば湯”もぜひ一緒にいただきましょう。美味しいそばを伝統食として味わえるのは、日本ならではですから、ぜひたまには日本そばも楽しんでみてください。

文/管理栄養士 松田真紀


松田真紀/管理栄養士
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松田真紀/管理栄養士
アスリート管理栄養士 20年に渡る大手広告代理店でのプランナー経験を生かし、トータルフードプランナーとして独立。自らがアスリートとして身体で実証した実践できる栄養プランの提案をポリシーとしている。前田家の食卓~食べて身体を整えるレシピ~《幻冬舎出版》栄養監修。2017年7月初の自著として、居酒屋で何を食べればやせるかを図解入りで詳しく紹介する「居酒屋ダイエット」(三笠書房)を出版。
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